守谷の軽井沢-大柏の森

通称守谷の軽井沢、大柏の里山を中心にぶらぶらと。

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【ひとりもりあん】五反田川沿いを散歩して、のどかな田園風景の中で「線量格差」を調査しました。




平常時(原発事故前)の数倍の放射線量を長期に渡って浴び続けたときの影響については、誰もが納得する答えはないようです。ただ、できる限り不要な被ばくを避ける、というのはコンセンサス(大勢の合意)を得ている見解のようです。


では、守谷で不要な被ばくを避けるにはどうしたらよいのでしょうか。


市内を流れる五反田川沿いを歩いて、そのヒントを見つけました。


五反田川はプロムナード水路と同じように、市街地に降った雨水を郊外の幹線水路まで運ぶ役割を持った川です。市街地を走るプロムナード水路とは異なり、のどかな田園地帯の中を貫くように走っています。今の時期は田に張った水が流れ込むため、いつもより水量が多めでした。


川の両側は道路になっていますが、交通量は少なく家族や犬を連れてのんびり散歩する人の姿を見かけます。


この道路の川に近い側を歩きながら、線量を測定してみました。
(私だったら、川の近くを歩きたくなります。そういう人は少なくはないと思います)

結果は以下のようになりました。

gotanda20120610cm.jpg


この川も市内を流れる多くの川や水路と同じく、雨水によって放射性物質の濃縮が進み、川の中は放射線量が高い状態となっています。そして、川から発する放射線の影響が道路上にまで及んでいるようで、地上1mで0.3μSV/hを上回る箇所が多く、全体的に市街地と比べて高めの数値が出ています。

最上流は商業施設のすぐ裏で人通りもある場所なのですが、最高で0.7μSV/hを超えるなど懸念する線量となっていました。


ところでこの道路、川に近い場所で0.4μSV/hを超える値が検出された場所で、川から離れた側の線量を測ってみました。

まずは川に近い側の線量は0.43μSV/h。



そして、川から離れた側の線量は0.21μSV/h。



車1台がやっと通れるほどの狭い道路ですが、川から離れると川に近い側の半分まで線量が下がるのです。



原発事故から1年3か月、守谷では極端な濃縮場所がいくつも生まれましたが、それだけでなく生活区域内においても、場所によって線量が大きく異なる「線量格差」が生じています。



さて、この結果を基に不要な被ばくを避けるということを考えてみたいと思います。


簡単です。

川のすぐ近くは極力歩かない、川沿いを歩くときは川から離れた側を歩く。異常値(今回の場合、地上1mで0.6-0.7μSV/h)が検出された場所には近寄らない。
これだけで、お散歩をやめることなく被ばく量を減らすことができるのです。


同様の状況は子供たちが大好きな公園でも起きています。


市内に0.1μSV/hほどしかない公園がある一方で、ベンチや幼い子供向け遊具がある一帯が地上0.5~1mで0.5μSV/h前後という高い線量の公園も存在します(写真は以前詳細調査を行った松ケ丘公園)。


こういった線量が高い場所の実態を知らずに毎日同じコースを散歩し、同じ公園で子供を遊ぶことで、市民の中で累積被ばく量に格差が生じている可能性があります。


除染はもちろんそういった格差をなくすために有効な施策でしょう。しかし除染がまだ十分に進んでいない今、まずはこういった「線量格差」の実態に真正面から向き合い、(特に子供たちに対して)日常的に利用する場所としては線量が高い場所、高そうな場所を避ける、などの予防的措置を講じることが「今」できること、そしてやるべきことではないでしょうか。
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  1. 2012/06/12(火) 07:00:00|
  2. 放射能汚染
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