守谷の軽井沢-大柏の森

通称守谷の軽井沢、大柏の里山を中心にぶらぶらと。

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【勝手に市民プロジェクト】稲わらともみ殻による除染実証試験を開始しました


(写真は坂本竜馬先生と海援隊旗です。本文と関係ありませんが、守谷を援護したいという思いで掲載しました)






昨年12月21日にリリースされた除染に関する記事が話題になりました。

もみ殻で用水除染 セシウム吸着 ゼオライトの15倍 福島県が実証試験 (日本農業新聞)

※本記事をすべて読むには会員登録(無料)が必要です。私はもちろん会員登録しました。

この記事によると、用水路にもみ殻と薫炭もみ、稲わら、そしてゼオライトとバーミキュライトを設置したところ、もみ殻、薫炭もみ、稲わらが残りの部材と比較して、圧倒的に高い放射性物質の吸着効果が見られたということです。

記事の中ではセシウムを吸着とありますが、専門家によると土に付着したセシウムは酸など化学的手法を使わずに分離するのは難しいとのことですので、正しくはセシウムが付着した微細な土の粒子ごと吸着したものと思われます。いずれにせよ、試験後にもみ殻や稲わらの放射能濃度が上昇したということは、その分環境に散在している放射性物質の回収が行われたということになります。



既に何度も取り上げたとおり、守谷市は市内全域が通常より高い放射線量を記録している上に、雨による放射性物質の移動と濃縮により、河川、低地にある湿地や公園、運動場などで非常に高い放射線量を記録しています。市が暫定的な対策を講じた場所もありますが、単純に表土除去や盛り土などの手法で除染を行っても、雨水とともに新たに流れ込む土砂に含まれる放射性物質によって、再度放射線量が上昇する可能性を否定できません。

そこで、新たな流入を食い止める策が必要となりますが、雨水が流れ込む場所に記事で紹介された手法を採用することにより、比較的小規模であれば雨水の流入による再汚染の進行を一定の水準で防げるのではと考えました。

また、市と市民が協力し合って除染が進められることを示すためにも、市民レベルでも除染の具体的方法を実証していくことは意義があると思います。(市がどんな検討をしているのか、一市民からは知る由もありませんが)



と、いつも通り長い前置きですが、できることは実行して、その結果を元に多くの方に理解を求めるのがいちばんと考えていますので、早速守谷でも試験してみることにしました。

嬉しいことに、当方からの呼びかけに対して、稲わらともみ殻を市民の方からご提供いただき、実証試験が可能になりました。
貴重な試験材料をご提供いただいた方々に、厚く御礼申し上げます。

また、急な呼びかけにも関わらず、集まっていただいた4人のお仲間にも、感謝したいと思います(ちょっと照れる)。
準備を進める中でいくつも問題が発生しましたが、皆さんの知恵で解決できました。


試験場所は里山の湿地を選びました。調査場所の中では汚染の状況を一番詳細に把握できていることと、雨水の流入量が比較的少ないことが主な選定理由になります。


今回の試験では、試験材料の処分方法が未定のため、極力少量の試験材料で実施することにしました。


稲わらは4つに分けて、ひとつを比較用に保管し、残り3つをそれぞれ束ねました。



ひとつは排水口付近の水たまり(写真手前)に沈め、残り2束をその先に続く水路上に設置して、石または棒で固定しました(写真中央、奥)。



もみ殻は不織布のような素材のキッチン排水溝ネットにパッキング。



そしてさらに洗濯ネットにいれて包みます。




これを排水口付近の水たまりに沈めようとしましたが、ぷっかと浮きました。浮力が大きくて沈ませるのは難しそうです。




急遽設置場所を変更、水路の入り口に設置して、石と棒で固定しました。



辺りは暗くなってきましたが、最後の作業です。落ち葉や枯れ草をかけて目立たなくします。試験とは直接関係ない作業ですが、環境美化の観点とゴミと間違えられて撤去されるのを防ぐためです。

(暗いため見づらい写真となっています)


福島の試験では、1ヶ月半ほどの期間設置した後に効果の確認を行っています。現在は冬で降水量が少ない日が続いていますが、まずは1ヶ月経過した段階で一度線量を測定してみたいと思います。



この記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ここまで読んでいただいた、守谷が好きな方にお願いがあります。

一緒に守谷の現状を正確に把握して、考えて、そしてできることをやりませんか。(一市民から偉そうな提案で恐縮です)

現状が気になっている、もしくは何かやりたいけど何もできない!という方もいらっしゃると思いますが、何もできないけど賛同したい、という一声だけでも力になるのです。

何かしなければいけないかもわからない!という方は、その判断材料のために一緒に調べましょう。

市が動かないからどうしようもないとお考えの方、その通りと思います。でも市民のためにある行政なので、市民の動きがなければ、行政も動けないのかもしれません。
柏市では、市民からの呼びかけが行政に届き、市と市民が放射能汚染対策に向けて協力体制を築きました。


私は今、熱い仲間や周囲の理解ある方に支えられて、調査や情報公開、除染作業、実証試験など続けることができています。賛同者が増えてその輪が広がれば、できることは飛躍的に広がると確信しています。


Twitter、メール、ブログコメント、どんな形でも結構です。放射能汚染に関心ある方、現状把握や対策の必要性をお感じの方からのご連絡をお待ちしております。
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  1. 2012/01/24(火) 01:49:53|
  2. 放射能汚染
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

応援したいです!

こんにちは、いつもTwitter経由で拝見しています。
貴重な活動ありがとうございます。
復帰準備に忙しい育休末のペーパードライバー(笑)で、お役に立てるか甚だ怪しいですが、ささやかでもご迷惑でなければ、応援に馳せ参じたく候、とまずは意思表示してみます。
  1. 2012/01/25(水) 02:26:53 |
  2. URL |
  3. miho_ms #tZDc9YLU
  4. [ 編集 ]

応援ありがとうございます。

そうですね、みんな一生懸命生活している中で、突然降ってきた汚染物質を考えるだけでオーバーワークになりますよね。
でも、自分の子供、あなたの子供、地域の子供、日本の子供、、、考えると何かせずにはいられなくなります。みんなで少しずつ考えていけば、オーバーワークを抑えながら、改善に動き出せるのかもしれない、そんなことを考えたりしています。
  1. 2012/01/25(水) 23:39:39 |
  2. URL |
  3. 大柏散歩人 #ABGOJIzM
  4. [ 編集 ]

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