守谷の軽井沢-大柏の森

通称守谷の軽井沢、大柏の里山を中心にぶらぶらと。

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雨の日のデータ整理

今日は草刈り大会の日です。

未明から降り続く雨の音に反応して早起きして、天気図や雨雲レーダーを見ながら天候の回復を待っています。

ただ天候回復を待っているだけではもったいないのでちょっと作業。
最新の測定結果を加えて恒例のグラフをアップデートしました。

graph


---住宅地の測定値が5箇所全てで過去最低を記録しました。
0.2前後の低線量をRadiで測っているので、科学的に喜べるかどうかは疑問ですが、感覚的には嬉しくなるものです。


---濃縮している排水口については、今のところ震災後最低水準で推移しています。
毎年春から夏にかけて上昇する傾向にあるのですが、今年は今のところまだ上昇に転じていません。


さて、雨がやみました。草刈りの準備を始めます。
  1. 2014/06/08(日) 07:09:11|
  2. 放射能汚染
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測り続ける意味

決して根気強いとはいえない私が、測定の専門家である小豆川先生に「長期戦になるので肩肘張らずに」とそそのかされ(失礼)、ひたすら測り続けてもうすぐ3年になります。

moriya20140404.jpg


少し遠目で眺めると浮き上がってくる年単位の推移に、頭では理解していたつもりの「長期戦」の意味を、今になってようやく実感を伴う形でわかってきたような気がします。


もりあんの今年度の活動も今週末からスタートです。


守谷市、小豆川先生と連携して、現在放射性物質が濃縮してしまっている場所と、その下流にあたる公園の定期モニタリングを実施します。

肩肘張らずに、じっくり取り組みたいと思います。
  1. 2014/04/04(金) 22:53:25|
  2. 放射能汚染
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夏休みの自由研究 Part 3

前記事のPart2では、汚染された年に洗浄して放射線量率の低減を達成した道路と何もしなかった道路の放射線量率の差が、2年という月日を経てなくなってしまった、という結果を報告しました。

書き終えた後に気になったので、それぞれの測定値と理論減衰値を比較してみることにしました。


Cmp2.jpg


緑色実線が非洗浄道路での測定値、破線が理論減衰値となります。現在測定値は理論減衰値より3割以上少なくなっており、減少分は雨風などによる放射性物質の移動(流出)と考えられます。

一方、赤の実線が洗浄道路での測定値、破線が理論減衰値となるのですが、こちらは2年経過しても5%の差に収まっており、洗浄後の路面では放射性物質の移動(流出)がほとんどなかったと推測できます。








Part2末尾に書いた仮説はいい線いっているのではないかという気がしてきました。
  1. 2013/09/04(水) 23:57:42|
  2. 放射能汚染
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夏休みの自由研究 Part 2

前記事からの続きです。


Part1では住宅地域における放射線量率の推移を説明しました。

データをまとめている時、自宅前の生活道路の除染実験を思い出して過去の資料を掘り返したところ、その時の測定データが出てきました(^O^)/

というわけで、急遽追加で「道路除染実験後の線量推移」を調べてみることにしました。




2011年7月末に自宅前の生活道路(幅4メートル)に対し、10メートルほどの長さに渡り、除染実験を行いました。

実験は道路の洗浄で、キレート剤を含む洗剤を道路上に撒いた後にデッキブラシでこすり洗い、その後高圧洗浄機で洗い流す方式を採用しました。

作業後にRadiで地表面を測ったところ、周囲に比べて毎時約0.1マイクロシーベルトの線量率低減に成功しましたが、労力や環境負荷と低減効果のバランスを考慮して、これ以上範囲を広げた洗浄作業は断念しました。



実験から2年が経過しました。洗浄した場所を測ってみたところ、興味深い結果が得られました。前記事で紹介した道路の測定結果と重ねてみます。




黒い点線が洗浄した場所の放射線量率です。他の場所と異なり、2年前と今回の2つのデータしかないため、直線でつないでいます。そのため、途中の推移については不明です。


この実験と測定からは、守谷において放射性物質の降下後に洗浄によるアスファルト路面の除染作業を行うと、除染直後は非洗浄箇所に比べて0.1以上の線量低減効果が見られたものの、2年経過後はその差がなくなってしまったということがわかりました。




以上、自由研究の発表Part2でした。





以下、余談。。。

せっかくなのでなぜそうなったか素人の頭で考えてみました。
根拠はないので、話半分にお願いします。

アスファルト路面の表面には、元々凹凸面に土やゴミ、石ころなどが付着していて、フォールアウトの際に放射性物質の一部はアスファルトそのものに固定されたが、残りは表面の付着物に固定された。表面の付着物は洗浄による除染で強制的に除去されたため、非洗浄路面に比べて放射線量率を低減できたが、アスファルトに固定された放射性物質は取り除けなかったため、線量の低減は限定的であった。
その後、非洗浄路面ではウエザリング(雨風)効果で付着物が徐々に洗い流されたが、アスファルトに固定された放射性物質は取り除けなかったため、2年経過した今、洗浄路面と非洗浄路面の放射線量率がほぼ同じ水準となった。

どうでしょう?
  1. 2013/09/03(火) 21:55:09|
  2. 放射能汚染
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夏休みの自由研究 Part 1

夏休みと言えば、自由研究。
そうだ、今まで採ったデータを整理してみよう!


なんて考えていましたが、いつの間にか夏休みは終わってしまいました。



ということで、時期を逸してしまった感がありますが、自由研究の成果発表です。



まずは2年前の7月から採り続けている、私の町内における生活道路アスファルト地表面(直置き)、および町内に降った雨が側溝経由で放出される先の湿地帯での空間線量(地上約1.2m)の推移です。




道路表面の線量率は、核種の半減期から計算した理論的な減衰よりも大きな減少が見らますが、2013年6月以降は下げ止まりしているように見えます。一方で、道路に降った雨が集約されて流れ出る先では、変動はあるにせよ依然として比較的高い値の状態が続いています。



グラフ中道路の測定データは、町内5箇所での測定値の平均を採用しています。測定場所ごとの推移は以下の通りです。



2年前はすべての場所で毎時0.5マイクロシーベルト前後だったのが、現時点で0.2前後まで減少したのがわかります。5箇所すべてで同じ傾向を示していることから、理論的な減衰に加えて、放射性物質の一部が雨風によって町内から別の場所(湿地帯など)に移動したため、町内住宅地域全域で線量が減少したと考えるのが妥当でしょう。


実はこの調査では、アスファルト地表面を測るのに測定器を直置きしています。これは単に初回の測定でそうしてしまったためで、あまり良い方法ではなかったとちょっと後悔しています。

一般的には地面からある程度距離をおいて測った値が公表されていますので、直置きの測定値は過大評価になる恐れがあります。

では直置き0.2くらいの場所では、地上5センチ、50センチの放射線量率はどれくらいなのでしょうか。

早速測ってみました。


地表面: 毎時0.203マイクロシーベルト
地上5センチ: 毎時0.190マイクロシーベルト
地上50センチ: 毎時0.183マイクロシーベルト

となり、直置き以外では毎時0.2マイクロシーベルトを下回っていることがわかります。

ここまではRadiでの測定ですが、守谷市が採用している測定器は日立アロカメディカル製のTCS-172Bです。この機器でも測定してみます。

地上5センチ: 毎時0.19マイクロシーベルト
地上50センチ: 毎時0.16マイクロシーベルト

分かりにくいので絵にしてみました。


参考) TCS-172Bは、環境省 汚染重点状況地域内における環境の汚染状況の調査測定方法に係るガイドラインに掲載されている、エネルギー補償型の機器です。
守谷市では、現在放射線量率の測定にTCS-172Bを使用しており、学校や公園の除染基準を地上50センチで毎時0.23マイクロシーベルト以上と定めております。



ここまでが自由研究発表の前半です。




後半では、アスファルト洗浄除染後の線量推移について、2年越しの追跡調査(大げさ)の結果を発表します。
  1. 2013/09/03(火) 07:40:21|
  2. 放射能汚染
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